MBAとは?

MBAって何?

MBAとは、Master of Business Administrationの略で、日本語では経営学修士と呼ばれ、経営学の大学院修士過程を修了すると与えられる栄誉ある称号です。企業の採用や昇格において高い評価が得られ、多くのMBA取得者が企業の経営幹部やビジネスマネージャーに抜擢されています。MBAの本場アメリカでは、年間7〜10万人がMBAを取得しており、大手企業CEOの4割以上がMBA取得者であるといわれています。

MBAはどんな人が学ぶべきもの?

  • 将来起業を考えており、人脈やネットワークを作りたいひと
  • 中小企業の事業継承を控えているひと
  • 大企業でのキャリアアップを目指しているひと
  • 海外で働くため・外国人と働くための国際感覚を身に付けたいと考えているひと など

MBAの種類

MBAは大きく分けて2種類、ミドルマネジメント候補者を対象とするMBAとトップマネジメント候補者を対象とするEMBAがあります。

MBA

実務経験が2~5年以上を条件としているところが多く、生徒の年代は20~40代がメインとなります。講義は平日の昼間や夜間に行われます。
期間は、通常アメリカではフルタイムで2年間、ヨーロッパやオセアニアでは1~1.5年となります。パートタイムの場合は、3~4年間掛けて卒業することも可能です。

EMBA

Executive MBAと呼ばれるもので、実務経験が10年以上うちマネジメント経験が5年以上など、管理職向けのMBAプログラムです。よって生徒の年代は、MBAプログラムと比較して少し高く30~50代がメインとなります。企業の管理職に就きながら通学するケースが多いため、講義は平日夜間や週末に行われるのが一般的です。カリキュラムの基本構成はMBAと似ていますが、MBAと同じ企業のケースを利用した場合でも、ディスカッションの視点がより経営者に近くなるという点が大きな違いといえます。

入学に必要なものは?

出願の時点で、英語検定試験IELTS(International English Language Testing System)、またはTOEFL(Test of English as a Foreign Language)のスコア、そして分析的思考力英語能力、数学的能力を測るための試験GMAT(Graduate Management Admission Test)などのスコアをクリアしている必要があります。また、企業経営に必要な能力を1年しくは2年という短期間で身に付ける必要があるため、ビジネスの基礎知識や・一定以上の英語力・専門分野での知識経験を身に付けていることが求められます。

  • TOEFL/またはIELTSのスコア
    (獲得目安:IELTS9.0が満点のうち6.5~7.5以上、またはTOEFL120点満点中90~109点以上)
  • GMATのスコア
    (獲得目安:800満点中550~720点)
  • GPA(大学の成績表)
  • エッセイ
  • 推薦状 2通
  • インタビュー
  • 実務経験
    (2年以上※ビジネススクールによる)
  • CV(英文履歴書)

MBAで何が学べるの?

MBAでは、企業経営に必要とされる知識・スキルを広く学びます。学問としてではなく、実際の現場で通用する力を鍛えることを目標としているため、学んだことを丸暗記して試験をパスできるような内容ではありません。実際のビジネスで想定されるケースを使用して、論文・試験・プレゼンテーションなどの課題が課され、そのパフォーマンスに対して成績が付けられます。

  • マーケティング
  • ファイナンス
  • 財務・管理会計
  • 経営戦略
  • マクロ・ミクロ経済学
  • 人事戦略
  • 企業組織論
  • 統計学
  • クリエイティブ・シンキング
  • リーダーシップ など

MBAはどこで学べるの?

MBAは、世界の各大学に設置されたビジネススクールで、経営学および関連した科目を学び、卒業すると経営学修士(MBA)を取得することができます。
大きく分けると海外フルタイム国内フルタイム国内パートタイムオンラインの4つの選択肢があります。仕事を続けながらMBAを取得したい場合は、国内パートタイムもしくはオンラインプログラム、仕事を休職もしくは退職してMBA取得に専念できる場合は、海外フルタイムもしくは国内フルタイムプログラムを選択することが可能です。
海外と国内プログラムの大きな違いは、講義で使用する言語と費用面になります。海外のプログラムは英語での講義がメインとなり、日本のプログラムは主に日本語、ビジネススクールによっては英語での講義を実施しています。費用面については、下記をご参照ください。

費用はどのくらいかかるの?

MBA留学にかかる費用としては、学費、健康保険、現地生活費などがあります。ビジネススクールによって、学費は大きく異なります。
アメリカのビジネススクールへ2年間留学した場合の費用は、あくまでも目安となりますが、下記の通りです。
・世界ランクトップスクール : 1,200万~2,000万円
・中堅スクール       : 800万円~1,400万円
・その他のスクール     : 450万円~800万円

ハワイ大学へのMBA留学がおすすめな理由

理由① 日本人に最適な留学環境

ハワイは年間を通して天候に恵まれ、アメリカ本土よりも比較的治安が良いので、初めての海外留学に不安のある方でも安心です。

理由② 経験豊富で優秀な教授陣

ハワイ大学は100年以上の歴史のあり、優秀な教授陣と授業方法に定評があります。教える立場としてだけでなく、ビジネス経験が豊富な教授陣ですので、より実践的なビジネスを学ぶことができます。

理由③ グローバルビジネスが学べるカリキュラム

太平洋の真ん中にあるハワイだからこそ、アメリカのビジネスだけでなく、アジアを含めたグローバルなビジネスを勉強することができます。

理由④ 地域密着型のビジネススクール

通常の大学と違い、大学院でのカリュキュラムはほとんどが実践ベース。実際にあったビジネスケースで様々な企業の経営を学び、プロジェクトではハワイにある企業と一緒に共に、リアルな経営戦略を考え学習していくので、ハワイの企業がどうやって経営管理しているのかを身近に感じながら、自分のスキルとして習得することができます。

理由⑤ 日本ではできないグローバルビジネススキルを習得

“Think Globally, Act Locally=世界規模で思考し、足元から行動する”あなたの地域でビジネスを成功させるには、グローバルなビジネスマインドが必須です。ハワイ大学はグローバルビジネス学習に最適な学校として全米16位以に選ばれる(US News & World Report)米国内でも数少ないグローバルビジネスを学べるプログラムです。また、「ジャパントラック」「チャイナトラック」という日本と中国に特化した選択もあり、中国への留学やインターンシップ。日本のビジネススクールに“逆留学”なども可能です。

理由⑥ 唯一無二のハワイでの創大なネットワーク

ハワイ大学シャイドラーの卒業生は世界各国に跨ります。またハワイ大学と地元企業とのつながりも非常に強いので、ビジネスネットワークを広げたいあなた。ハワイでの起業や転回を考えている方には最高で質の良い準備、スタートを切ることができます。

理由⑦ 活発な授業以外のアクティビティ

カリュキュラム以外にも“PACE/起業家応援研究会“で起業アイディアをグループと実現化したり、コンペに出したり、”アジアフィールドスタディ“においてアジア各国の様々なビジネスの視察旅行など、キャンパス外でのビジネス活動も非常に活動的です。