留学保険

留学中のトラブル事例

留学保険への加入は必要なの?と思っていらっしゃる方に、留学中に起こりうる様々なトラブルとそのトラブル対処にどのくらいの費用が掛かったのか事例をいくつかご紹介します。

ある保険会社の事故支払件数実績に基づくデータによると、全体の73%が病気やケガなど「健康に関するトラブル」16%は携行品の盗難や破損など「手荷物に関するトラブル」5%が航空機や手荷物遅延など「航空機に関するトラブル」のようです。

健康に関するトラブル事例

  • 海水浴中に溺れてしまい、意識不明でICUに救急搬送され、1カ月の入院後、看護師付き添いで医療専用機で日本まで搬送。
    ⇒現地での入院・治療費用+日本への搬送費用+帰国後の治療費用=約1,500万円
  • 留学中脳卒中で倒れ、日本から家族3人呼び寄せた。ICUに1か月入院・手術をした後、医師付き添いで日本まで搬送。
    ⇒現地での入院・治療費用+家族の往復航空券代+日本への搬送費用+帰国後の治療費用=約3,300万円

手荷物に関するトラブル事例

  • カメラを落とし破損⇒約2万円
  • ノートパソコンの盗難⇒約11万円

航空機に関するトラブル事例

  • 現地到着後手荷物受取所でスーツケースが出てこず、滞在先に荷物が届くまでの3日間で必要となった身の回り品(歯ブラシ、髭剃り、Tシャツ、短パン、下着など)を購入。
    約2万円
  • 乗り継ぎ便にて帰国途中、悪天候により乗り換え予定のフライトがキャンセル。現地ホテルに宿泊、翌日の便で帰国。
    約2万円

その他のトラブル事例

  • レンタカーを運転している際に、駐車中の他人の車にぶつけて、車体がへこませてしまった。車の所有者から修理費の請求を受けた。⇒約6万円
  • ホームステイ先で借りていた自転車をスーパーで買い物をするために近くに駐輪していたところ、自転車とヘルメットの両方を盗まれてしまった。ホームステイ先から自転車とヘルメット代の請求を受けた。⇒約3万円

留学保険の一般的な補償内容

留学中の様々なトラブル事例を紹介しましたが、留学保険にはどのような補償があるのか主要な項目について確認してみましょう。

  • 治療救援費用
    留学中に発生した病気や怪我の治療費用を補償してくれます。また、留学先に家族が日本から駆けつけた場合にかかる渡航費も補償されます。
  • 傷害死亡、後遺障害
    留学中の事故が原因で亡くなられた場合、あるいは体に障害が残ってしまった場合に保険金を受け取ることができます。
  • 疾病死亡
    留学中の病気が原因で亡くなられた場合に保険金を受け取ることができます。
  • 携行品/生活用動産
    身の回りの持ち物、あるいは留学中の滞在先の住居・施設に保管していた物が盗まれてしまった場合、あるいは壊れてしまった場合に補償を受けることができます。
  • 歯科疾病費用
    留学中に現地の歯医者で診療を受けた時に受け取ることのできる補償です。限度額が設定されているケースが多いため、必ず留学前に歯の状態をチェックし、治療の必要であれば出発までに日本で治療しておきましょう。
  • 航空機寄託手荷物遅延
    航空会社に預けた手荷物が遅延し、着替えやその他の必需品を購入した場合に補償を受けることができます。
  • 航空機遅延
    航空機が遅延してしまい、宿泊代や食事代など予想外の出費が発生した場合に補償を受けることができます。
  • 緊急一時帰国
    留学中に身内に不幸が生じた場合に、一時帰国費用として渡航費用の補償を受けることができます。
  • 個人賠償責任
    誤って他人に怪我を負わせてしまったり、他人の私物を壊してしまったりして、法律上の賠償責任を問われた場合に保険金を受け取ることができます。

クレジットカード付帯保険の落とし穴

留学中の保険は持っているクレジットカード付帯保険で充分と考えていらっしゃる方に、留学保険との違いや使用のクレジットカード付帯保険の落とし穴についてご紹介します。

補償期間は最長90日間

クレジットカード付帯保険では一般的に最長90日間の渡航しか補償されないため、90日間以上の留学の場合、別途留学保険を申し込む必要があります。クレジットカードによっては、補償期間がもっと短い場合もあります。

補償が充分でない

クレジットカード付帯保険は、一般的に「疾病死亡」「航空機寄託手荷物遅延」「航空機遅延費用」補償されないので、病気が原因での死亡時や飛行機・手荷物遅延時に発生する費用の補償はありません。補償がある項目でも留学保険と比較して補償額が低いことが多く、高額な海外での治療費をまかなうことができないケースもあります。またクレジットカードによっては、事故による死亡や高度障害補償のみで、原因に関係なくそもそも治療費用の補償がないケースもありますので、必ず補償内容を確認しておきましょう。

旅行代金をクレジットカードで支払わなければ対象にならないことがある

クレジットカード付帯保険は、「自動付帯」の場合は所有しているだけで有効ですが、「利用付帯」の場合はクレジットカードで旅行代金を支払わないと保証が受けられないので、お持ちのクレジットカードがどちらに当たるのか必ず事前に確認しましょう。

留学保険の選び方

長期留学を予定している方やお持ちのクレジットカードの補償内容では少し不安という方のために、留学保険を選ぶ際に重要なポイントについてご紹介します。

留学先教育機関の指定の条件に合っているか?

留学先教育機関によっては、医療保険加入が入学条件になっており、加入する保険の条件が下記の例ように設定されている場合があります。
受入先教育機関の指定条件を満たす保険にあらかじめ加入をしていない場合、その教育機関指定の保険に加入しなくてはいけません。

  • 治療費用補償(Medical coverage)が$〇〇以上であること
  • 入院・通院補償(メンタルヘルスを含む)が保険給付基準額の〇%以上であること
  • 医療搬送費用(Medical evacuation expense)$〇〇以上であること
  • 遺体搬送費用(Repatriation of remains coverage)$〇〇以上であること
  • 免責額(No deductible)が$〇〇以下であること
  • 既往症の補償待ち期間(Waiting period for pre-existing conditions)が〇か月未満であること
  • 指定の格付け会社によるレーティングが一定以上のスコアである保険会社であること など

ハワイ大学マノア校の場合→http://www.hawaii.edu/shs/international/insurance_requirements.php

キャッシュレスメディカルサービスを受けられる提携医療機関があるか?

キャッシュレスメディカルサービスとは、保険会社の提携医療機関で治療を受けた際に、医療機関が保険会社に直接治療費の請求をしてくれるので、キャッシュレス(自己負担なく)で治療が受けられるというサービスです。万が一治療費がクレジットカード限度額を超えてしまうような高額になってしまった場合なども、複雑な手続きをすることなく安心して治療を受けることができます。保険会社によって提携病院の数が大きく異なるので、必ず提携病院の確認をしましょう。

パシフィックブリッジアカデミーでは、条件に合った適切なプランを提案することのできる保険のプロフェッショナルをご紹介させて頂きます。